肌のタイプとハイドロキノンクリーム

ハイドロキノンクリームは、アメリカでは昔からシミやニキビ跡の改善のために使われており、最近は、日本でも人気があります。
ハイドロキノンは、白い色をした結晶で、アルコールや水に溶ける物質です。
チロシナーゼというメラニンを合成する酵素の力を弱くして、メラノサイトの働きを抑えます。
そのため、メラニン色素が少なくなり、シミの改善が期待できるのです。
ハイドロキノンの美白効果は、とても高いです。
日本では、美白化粧品の成分としてアルブチンが有名ですが、ハイドロキノンは、アルブチンの100倍の美白効果があると言われています。
高い安全性も、ハイドロキノンの特徴です。
多くの皮膚科クリニックでは、濃度の違うハイドロキノンクリームが用意されており、肌のタイプによって、使い分けます。
適切な濃度のものを使うことで、シミを防ぐことが可能となります。
濃度が高いからといって、結果が良くなるわけではなく、患者の肌の状態から判断して、適切な濃度のハイドロキノンを使うことで、効果を上げているのです。
漂白作用が強いので、アトピー性皮膚炎の患者の中には、使えないと思っている人も多いのですが、炎症を抑える効果もあるので、使用することは可能です。
治療期間は、担当医と相談して決めることになります。担当医との相談のイメージ
効果については、個人差があります。
多くの場合、2ヶ月から3ヶ月ほどで効果を実感する人が多いです。
ハイドロキノンは、顔だけでなく、ケガによる色素沈着や、乳輪の黒ずみなどにも効果的です。
ただ、治療中は、紫外線を防ぐために、紫外線防止剤を塗るなどして、紫外線から肌を守る必要があります。
アレルギーがある人は、治療前に医師に相談してから使い、皮膚に異常が出た場合は、すぐに医師の診断を受け、適切な治療を行うことが大事です。